パソコンの補助記憶装置の移り変わりを振り返る

こんにちわ

主にパソコンの補助記憶装置(二次記憶装置)の話です。

補助記憶装置は、主記憶装置(主にメモリ)がコンピュータのバスに直結し、CPUが直接アクセスできるのに対し、メモリよりも更に外側の外部バスで接続される記憶装置のことを言います。

速度はメモリなどに比較すると遅いのですが、大容量です。

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補助記憶装置の分類

補助記憶装置は記録媒体の種類や記録方式、アクセス方式等々でいくつかに分類することができます。

たとえば、順番にしか読み書きできないシーケンシャルアクセスと任意の場所から読み書きできるランダムアクセスで分けることができます。

前者はテープのようなもの、後者はディスクのようなものを言います。

他にはコンピュータに内蔵される「内蔵型」と、コンピュータの外部に置かれる「外付型」とか、取付け取外し可能(リムーバブルメディア)か否かなどで分類できます。

リムーバブルメディアとしては、フロッピーディスクやMOディスクなどがあります。

以下、主にパソコンで利用された補助記憶装置についてご紹介します。

カセットテープ

初期の頃、まだフロッピーディスクドライブが一般的でない頃は、家庭用のパソコンにはカセットテープが使われていた時期があります。

しかも当時はオーディオ用のカセットテープが利用されていて、ラジカセをつないでデータを読み書きしてたりしました。

とは、言ってもシーケンシャルアクセスですので、使い勝手はいいとは言えずフロッピーディスクが一般化すると一気に使われなくなりました。

業務用パソコンの世界では、その後も保存用の補助記憶装置として今も使われています。

今はデジタルテープが主に使われていますが当初はオープンリールテープなどが使われていました。

その後、QIC、DDS4、LTOなどのテープが使われています。

フロッピーディスク

磁気ディスクの一種で、取り外しが可能(リムーバブル)な記録媒体で、磁性体を塗布したプラスチック円盤を駆動装置で回転させ、円盤の片面ないしは両面に同心円状に信号を記録できるようになっています。

最初のフロッピーディスクは1971年にIBMが開発したそうです。

カセットテープに比べて、ランダムアクセスができることからプログラムやデータの保存用として一気に普及していきました。

ただ、駆動ドライブ装置は高価だったため、実際に家庭用のパソコンで一般的に使われるようになったのは、3.5インチフロッピーが登場したころだったと思います。

ちなみに「フロッピー」は柔らかいという意味があって、8インチフロッピーは保護ケースも含め柔らかかったです。

これに対して、硬い磁気ディスクは「ハードディスク」と呼ばれるようになりました。

ハードディスク

CPUの高速化とメモリの大容量化に伴い、プログラムも複雑になり、扱うデータ量も多くなるとフロッピーディスクでは速度、記憶容量共に足りなくなってきました。

そういった背景からハードディスクが一般的に使われるようになりました。

ハードディスクは円盤がアルミニウムやガラス等の硬い素材で作られています。

フロッピーディスクに比べて、遥かに大きい記憶容量を持ちアクセス速度も非常に高速で元々はメインフレームの補助記憶装置として利用されていましたが、価格の低下とともにパーソナルコンピュータなどでも使われるようになり、今ではカーナビやDVD/BDレコーダー、ゲーム機などでも用いられるようになっています。

家庭用のパソコンでは当初、外付けのものが発売され、記憶容量も10Mバイトぐらいだったように記憶しています。

MOディスク

MOディスクは、光磁気ディスクとも言います。

赤色レーザー光と磁場を用いて磁気記録を行い、レーザー光を用いて再生を行う仕組みを持っています。

1988年に各社より発売されましたが、規格としては2000年代で消滅したものです。

パソコンなどで扱うデータ量がどんどん増える中で、ハードディスクからのデータやプログラムの退避先としてはフロッピーディスクでは十分でなくなり、その代替となるリムーバブルメディアが必要とされるようになりました。

MOは日本では、かなり普及したのですが、世界的には1990年代に登場したドライブ単価の安いZipドライブが普及しました。

その後、1990年代後半からはCD-Rが安価に出回るようになり、さらにはフラッシュメモリの大容量・低価格化による普及も進んだため、MOディスクは衰退していきました。

USBメモリ

USBを用いてコンピュータに接続してデータの読み書きを行う半導体メモリを用いた補助記憶装置です。

特にUSBメモリは、別途メモリーカードやリーダライタを必要とせずに単体で動作することができます。

データの記録にはフラッシュメモリが使われており、記憶容量は数MBから1TB以上までさまざまなものが発売されています。

2004年前後から急激にシェアを伸ばし、SDメモリーカードとともに持ち歩ける大容量フラッシュメモリの主力として用いられるようになっています。

色々書いてきましたが、今も昔もハードディスクが最も代表的な補助記憶装置に変わりはありませんね。

最後までおつきあい、ありがとうございました。

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