パラレル通信インターフェースの話

こんにちわ。

モデムやマウスなどを接続するために使用されていたシリアルインターフェース同様に、以前はどんなパソコンにもついていたのに今では見かけなくなったインターフェースにパラレルインターフェースというものがあります。

昔は主にプリンターの接続で使用されていたセントロニクスのコネクタが代表例です。

今はUSBなどに置き換わってしまいましたが。。。。

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パラレル通信

パラレル通信は、

複数のデータ信号を同時並行的にそれぞれの通信リンクで送る通信方式である。一般に有線で複数の配線を使って行う。対義語はシリアル通信であり、通信リンクの特性の分類法の1つである。

出典:ウィキペディア

パラレル通信とシリアル通信の基本的な違いは、物理層でのデータ伝送に使用する導線の本数の違いです。

パラレル通信は複数の導線を使い、それにさらに接地接続用の線が必要になります。

パラレル通信は、シリアル通信に比べ、一度に送るデータ量は多いが同期させるのが困難で高速転送を実現するのが困難であったり、並行して走っている配線間で漏話が生じるため、配線を長くすることができないことなどから、集積回路が安価に製造できるようになるにつれて、それまでパラレル通信を採用していた機器も徐々にシリアルへの移行が進みました。

たとえば、プリンタの接続は IEEE 1284 から USB に移行し、ハードディスクはATAからシリアルATAに、あるいはSCSIから Serial Attached SCSI に移行しています。

(出典:ウィキメディア・コモンズ photo by Jesster79 / CC by-sa 3.0)

よく使われたパラレル通信の例

パラレルインターフェースは、パソコンの世界では過去のものとなりつつありますが、今までよく使われていたアーキテクチャをご紹介します。

ATA

パソコンとハードディスク間のインタフェースのひとつで、1989年に制定され、1990年代に主流となっていました。

ケーブル1本あたり、最大2台の機器が接続可能(マスタースレーブ接続)で、接続用のケーブルは当初40芯、のちに80芯40pinコネクターのフラットケーブル(またはリボンケーブル)を用いて接続されていました。

SCSI

Small Computer System Interfaceの略でスカジーと読みます。

主に周辺機器とコンピュータなどのハードウェア間のデータのやりとりを行うインタフェース規格の一つで、主にハードディスクやCD-ROMドライブの接続に使用されていました。

ATAとの違いは、各機器を数珠つなぎで繋いでいく「デイジーチェーン接続」で機器をつないでいいきます。

接続する各機器はSCSIデバイスと呼ばれ、各々0から7(または15)までの番号で区別されるようになっていました。

IEEE 1284(セントロニクス)

1970年代にセントロニクス社が、プリンター用パラレルインタフェースとして開発し、その後デファクトスタンダードになった規格です。

より速いスループットと双方向データ通信により、理論的には最大4Mbpsのスループットが出せる規格になっており、周辺機器はホストに対して大量のデータを送り返すことができます。

そのため、SCSIインタフェースを比べ低コストで提供出来るようになり、例えば、スキャナーやテープドライブ、一部のハードディスクでも採用されました。

IEEE 488

あまり、一般的ではありませんがIEEE488というパラレル通信の規格もあります。

主に、自動テスト設備や検査機器設備で採用されています。

機器をデイジーチェーンで接続し、通信を行うことができます。

一般的にはHP-IBやGPIBという名称でよく知られています。

このように、最近のコンシューマー向けのコンピュータでは人目に触れることはなくなりましたが、コンピュータの拡張バスではパラレルインターフェースが今も現役で採用されています。

古くはIBM-PCのISAバス、EISAバスから、ワークステーションのVMEバスやPCIバス、最近では、PCI Express、ExpressCardなどのパラレルバスの規格があります。

最後までおつきあい、ありがとうございました。

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