OS/2を個人ユーザーでパソコンに入れていた人は少ないんじゃないかな?

こんにちわ。

1990年前後に生まれたOS/2というパソコン用のオペレーティングシステムをご存じですか?

OS/2を個人ユーザーでパソコンに入れていた人は少ないんじゃないかな?

ぼくは一時期、お試し版を手作りのパソコンに入れていました。

ですが、アプリもないし、情報も少ないので、ただOS/2というOSを触ってみるためだけにパソコンに入れていましたね。

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OS/2って?

オーエス・ツーと読みます。

MS-DOSの後継として、IBMとマイクロソフトが共同で開発したパソコン用の16ビットおよび32ビットのオペレーティングシステムです。

IBMからPS/2というパソコンが発表された時に同時にリリースされたOSです。

バージョン1は16ビット、バージョン2以降は32ビット用です。

ファイルシステムとして、MS-DOSと同じFATに加えて、HPFSというファイルシステムが採用されています。

DOSやWindowsとの大きな違いは、当初からOSがCPUの処理能力をそれぞれのアプリケーションソフトに割り当てて同時実行させるマルチタスク方式を実現していたことです。

また、GUI環境も標準で装備していました。

加えて、OS/2の1つのタスクとしてMS-DOS環境を実現するDOS互換環境というものを実現していました。

ただ、バージョン1の場合はその環境は1つのみで、メモリを圧迫するなどの課題がありました。

バージョン2以降では、仮想86モードを使用し、複数のDOS環境をマルチタスク環境下で稼働させることができるようになりました。

更に、Windows互換環境で、マイクロソフトのライセンスを含むWindows本体のモジュールをOS/2上で稼動させることもできました。

もちろん、メモリをたくさん載せていないとちゃんと動きません。(笑)

残念ながら、家のパソコンではサクサク動くわけもなく、こっそり会社に持ち込んでハイエンドのパソコンにひそかにインストールして、Windows互換環境を動かしてみたりしていました。

ちなみにその後、Windows3.0が爆発的に売れたことでマイクロソフトは共同開発から離脱します。

しかし、OS/2で開発されたノウハウはMicrosoftのWindows NTに一部引き継がれていきます。

実際に使えたのはOS/2Warp以降

OS/2ですが、なんでもそうですが初期のバージョンはやっぱり使いにくかったです。

実際に使えるレベルになったのは、1995年に発表されたOS/2 Warp 3.xからだと思います。
このバージョンで、32ビットCPU専用となり、Lotus Notesや日本語IMのWritingHeads/2等のアプリケーションを多数バンドルして発売されました。

日本でも、「DOS、WindowsがOS/2で一緒に走る」ことをかなりアピールしていたように記憶しています。

このころには会社のパソコンで一部、OS/2が動いていたので時々、いじらせてもらってました。

このころから、個人ユーザー向けにも積極的に展開しましたが、ちょうどWindows 95発売時期と重なった関係で、多くのユーザーはどちらがスタンダードになるかを見極めようとしてなかなか売れませんでした。

1996年にOS/2 Warp 4.xが発表されました。

OS/2 Warp 3に対して様々な改良・強化をしていますが、特にワークプレース・シェルのUIが大幅に変更され、メニューバーの装備、WarpCenterなど、他のOSで採用されたメタファーを積極的に取り込んでいることが目をひきました。

しかし、その後はパソコン市場ではWindowsがスタンダードになることで、IBMはOS/2の新規開発はストップします。

そして、IBMはLinux重視し、戦略を変更していきます。

さて、その後のOS/2ですが、Arca Noaeという組織が、IBMからOS/2の新たなディストリビューションを販売するライセンスを取得し、OS/2の後継OSの開発をしています。

このディストリビューションには、「Blue Lion」というコードネームが与えられています。

「Blue Lion」ですが、2016年に「ArcaOS」という名前でリリースされました。

今後は、ArcaOSは商用版と個人版の2つのバージョンが販売されることになるようです。

また、最新のACPIやUSB 1.1および2.0、Serial ATAディスクを使用するのに必要なAHCIサポート、ネットワークカード用のMultimacドライバスイート、ALSA互換サウンドドライバであるUniaud、ALSA互換のサウンドドライバーなどをサポートしているそうです。

ます。加えて、CUPSやケルベロス認証もサポートしているようです。

ぼくが思うには、OS/2はちょっと個人ユーザーには重いOSだったんじゃないのかなって思います。

確かに複数のプログラムを同時に動かすマルチタスクは魅力的ですが、人間がそのスピードに追い付くことはありませんし、どうしても必要であれば当時なら、高価なUNIXマシンを使えばよかったんですよね。

Windows3.xやWindows95のような軽い疑似マルチタスクで複数のアプリを立ち上げておいて順番に使えれば一般的なユーザーはそれでよかったのじゃないかなって思います。

実際のところ、WindowsNTを個人で使っている人はあんまりいませんでしたし、その後のLinuxを個人で使っている人も一部のマニアックなユーザーを除いてあまり見ませんよね。

最後までおつきあい、ありがとうございました。

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