インテルのライバル、モトローラーのCPUはご存知ですか?

こんにちわ。

世界でCPUと言えば、インテルですよね。

でも、昔はそのインテルにもライバルがいました。

その会社をモトローラといいます。

日本では、もうあまり有名ではないかもしれませんね。

モトローラという会社自体、今は存在しませんし。

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モトローラという会社

モトローラは、かつて存在したアメリカ合衆国の電子・通信機器メーカーです。

携帯電話端末、トランシーバー、マイクロプロセッサなどの半導体の製造をしていました。

日本では唯一、携帯無線機で有名。

それ以外の製品としては、携帯電話、PHS、ポケットベル、Bluetooth、トランシーバー、通信機用IC、MPUなどがあります。

2011年モトローラ・モビリティとモトローラ・ソリューションズに分割されました。

モトローラのCPU

モトローラではCPUとは言わずMPUと言います。

MicroProcessingUnitの略です。

モトローラ最初のMPUはMC6800です。

MC6800

MC6800は1974年に開発された8ビットマイクロプロセッサです。

ミニコンのPDP-11のアーキテクチャを参考に設計されたと言われています。

インテルの8080と比べると、洗練されたアーキテクチャーが評価されていました。

分岐命令に-128〜+127の相対アドレッシングを使用できるので、位置に依存しないプログラムを作成することができたり、二相クロックを使用してメモリアクセスを1クロックで実行できたので、CPUがメモリアクセスするタイミングと、ビデオコントローラが表示のためにメモリをアクセスするタイミングを協調させ、バスの競合が起きないようにすることができたりなどの特徴がありました。

MC6802

小規模システムに対するMC6800の応用製品として、出てきた製品です。

ぼくは、このCPUを買ってワンボードパソコンをコツコツと組み上げていました。

小中学生の頃です。

外部アドレスバス16ビット、外部データバス8ビット、クロックジェネレータ及び、128バイトのRAMを内蔵した6800レジスタ互換のプロセッサです。

極小規模のシステムの場合、プログラム用のROMのみ外付けで、外部にRAMを接続せず動作させる事が出来たりと、シンプルな構成で動作させることができるもので、自作のコンピュータにはぴったりでした。

(出典:ウィキメディア・コモンズ photo by ZyMOS / GFDL)

MC6809

MC6809は、モトローラが1979年に発売した、ビットのマイクロプロセッサです。

対称性の高い命令体系を持っている点が特徴。

PC相対アドレッシングモードや、64KBの全アドレス空間をカバーする相対ジャンプ命令を利用して、位置独立なプログラムを作製する事が容易であったり、スタックポインタを使ったアドレッシングモードも充実しているなどの特徴があります。

そういった機能が組み込みシステムの開発において、この特徴は利便性を発揮、これらの特徴を生かしたオペレーティングシステムであるOS-9が設計されました。

MC68000

68000は1980年に開発された16ビットMPUです。

後継MPUも含めた同一アーキテクチャのシリーズを総称するときは、680×0と呼ばれています。

この後、MC68010、MC68020、MC68030、MC68040、MC68060と開発されていきます。

MC68020

MC68020は、1984年にモトローラが開発した32ビットマイクロプロセッサです。

従来の同系統のプロセッサはデータバス16ビットでアドレスバス23ビットだったのに対して、68020はアドレスバスもデータバスもプロセッサ内外含めて完全に32ビット化されました。

新たなパッケージング技法により、従来のDIPに対してサイズを大きくすることなく多くのピンを出力できるようになっている点が特徴です。

(出典:ウィキメディア・コモンズ photo by David Monniaux / CC by-sa 3.0)

モトローラのCPUは、使いやすいアーキテクチャーだったのですが、インテルと勢いには勝てず、CPU市場では負け組へとなっていきました。

Power連合

そんな、負け組が勝ち組になろうと?協力したのがPower連合で、開発されたCPUはPowerPCと言います。

PowerPCは1991年にアップルコンピュータ、IBM、モトローラの提携(正式にはAIM連合)によって開発された、RISCタイプのマイクロプロセッサです。

PowerPCはIBMのPOWERアーキテクチャをベースに開発され、アップルコンピュータのMacintoshやIBMのRS/6000などで採用されました。

その後、ゲーム機をはじめとした組み込みシステム、スーパーコンピュータで広く使われています。

ですが、パソコン市場では結局、インテルに勝つことはできませんでしたね。

(出典:ウィキメディア・コモンズ photo by Dirk Oppelt / CC by-sa 3.0)

結局のところ、いい技術の会社が一番になれるとは限らない。

それが世の中というものなんですね。

最後までおつきあい、ありがとうございました。

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