誰がこんな設計したんだよー! 計測システムでUNIXとDBにめちゃくちゃ苦労した話

こんにちわ。

社会人になって8年目か9年目。

30代の始めごろの話です。

20代の頃は、ずっと計測関係のシステムや制御関係のシステムを担当することが多かったのですが、30代になるとちょっと仕事の領域がかわりました。

そのころ、ちょっとはやっていた人工知能(AI)のエキスパートシステムの開発なんかをやらせてもらったりしていました。

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そんなとき、また計測システムのある仕事がトラブってしまって応援に行くことになりました。

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レスキューで応援にいった仕事は

さて、その応援にいった仕事ですが、UNIX機でリレーショナルデータベースをつかったデータ計測のシステムでした。

UNIXはHPのHP-UX、データベースはサイベース(Sybase)でした。

HPのUNIX機は工場現場で計測システムなどでよく使われていましたし、Sybaseは処理が早いと当時評判のデータベースだったと思います。

それが、トラブっているとのこと。

しかも、よくよく聞いてみると既にシステム開発は終わっていて、現地での調整でトラブっているとか。。。

とりあえず、現地に入ってくれと言われて行きました。

なんで、ぼくなの~

って訊きましたよ。

だって、君はいろいろなデータベース触ってきて、知見があるから。。。

いえ、ただ触ってきただけです。(笑)

ということで、現場に入りました。

行ってみると愕然としました。

あるプロセス系の工場の製造工程で1つの製品を作るときに発生するデータをプロコンなどで収集、それをシリアル通信だったか、GP-IBだったかでUNIX機に送信してくるのです。

その信号点数もそれなりに多いのですが、データを取集する時間の間隔が十ミリ秒単位だったと思います。

1製品を作るのは数秒なんですがデータの収集間隔が短いので、1つ製品ができるたびに大量のデータが送信されてきます。

それを連続して製造しているものだから、1つの製品のデータが送られてくるとまたそのあとすぐにデータが送られてくる感じです。

それを、UNIX機側でコード変換して、データベースに書き込むのですが、データの受信~加工~データベースへの書き込みが間に合わなくて処理がオーバーフローしていました。

しかもその同じマシンでデータ分析をするとか。。。なんて恐ろしいこと考えてるんだって感じです。

これは設計ミスでしょ

いやいや。。。

いったい誰がこんな設計したんだよー!

あきらかにマシンのキャパオーバーのような気がします。

そもそも、当時のハードディスクにそんなにデータを頻繁に書いているとハードディスクがとびますよ!!(笑)

とりあえず、Sybaseはよくわからなかったのですが、チューニングしたり、格納するデータの型をできるだけ変換のかからない形式に変えたり。。。

ストアードプロシージャなんかも試したりしました。。。

プログラムの方も極力、処理が短くなるようにしてみたり。。。

それでなんとか、データの格納はできるようになりました。

ですが、そこまでが精いっぱい。

もっと、優秀なエンジニアさんがやれば、もう少し早くなったかもしれませんがぼくの力ではここまでです。

というわけで、分析するためにはほかにCPUパワーなりなんなりが必要です。

結局、このあたりの限界の話をお客様にもして、上司にも説明して、すったもんだはありましたが、当面はデータ収集だけをして、それを一定時期で他のコンピュータにコピーしてそちらで分析してもらうことになりました。

しっかし、こういう根本的な設計ミスはやめてほしいです。(笑)

とにかく、最初でつまづくとあとあと傷が広がるのは、システム開発の世界でよくあることですよね。

今回はそれ以上、この問題はこじれることなく、決着しました。

安堵。。。

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最後までおつきあい、ありがとうございました。

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