IBM PCとは別に日本には5550なるパソコンがあったの知っていますか?

こんにちわ。

IBMという会社。

ITの世界では知らない人は少ないんじゃないかな?

最近では、人工知能(AI)のワトソンなんかが有名ですよね。

今は、クラウドサービス、コンサルティング、先端技術、アウトソーシングなんかで有名なIBMですが、昔はパソコンでもトップシェアだった会社なんですよ。

そのアーキテクチャをオープンにしていたので、PC/AT互換機なるクローンPCがたくさん流通するようになりました。

ただ、当時も今もIBMは巨大企業。

日本にPCを売るとなっても日本語にはおかまいなし。

そこで、日本IBMは独自にパソコンを開発して販売することになったんですよね。

それが5550といういかにも大型機の端末につけるような名前のパソコンです。

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IBMのPCの話をちょっと

IBM PCは、IBM PC互換機のオリジナルでモデルナンバーは5150です。

1981年に発表されました。

その後、PC/XT、PCJr、JX、PC/ATなどが開発されてます。

オリジナルのIBM PCはCPUは、Intel 8088、メモリは16 KB~256 KBで、IBM BASIC、PC DOS 1.x、CP/M-86、UCSD p-Systemなどの基本ソフトウェアが動作しました。

また、IBM PCのメイン基板をマザーボードといい、CPUとメモリを搭載し、拡張カードのためのカードスロットがあるバスを持っていました。

このオリジナルのPCで使われたバスはとても広く普及し、後にISAと名づけられました。

(出典:ウィキメディア・コモンズ photo by Zarex / CC by-sa 3.0)

JXとマルチステーション5550

さて、IBMは日本向けといいますか、アジア向けにはJXというパソコンを販売していました。

1984年の発表です。

CPUはIntel 8088、メモリは64KB~256KB RAMで、OSは日本語DOS、 PC DOS 2.10 JX版、BASICなどが動作しました。

ですが、完全にターゲットは消費者向けで、企業向けには日本語処理などが非力だったこともあって、日本IBMでは1983年ごろから日本独自仕様の「マルチステーション5550シリーズ」を発売していました。

こちらは、CPUがIntel 8086、のちに80286が使われました。

OSは日本語DOS、のちにOS/2も搭載可能になりました。

また、ディスプレイが日本語向けに高解像度でした。

「1台3役」が売りで、パソコン、ワープロ、日本語オンライン端末として使うことができたんですよね。

ですが、ぼくが思うにその筐体はかなり不細工。(笑)

いくらビジネス仕様といいながらも、なんとなくスマートじゃないなぁーって当時よく思いました。

ですが、1024×768の高解像度、FDDは3ドライブ、IBM PCよりコンパクトな本体?および拡張カードのサイズ、しかも拡張カードは本体背面から差込できるという結構、当時では高スペックなマシンだったんですよね。

下の画像を見てもらえばわかるように、個人ユーザーにはウケないですよね。

(出典:IBMマルチステーション・ファミリー/ http://ibm5550.na.coocan.jp/より)

でも、いいパソコンだったと思います。

さて、マルチステーション5550ですが、1987年にはPS/55(Personal System/55)の発表で消えていきました。

PS/55では筐体はかなりスマートになり、普通のパソコンっぽくなりました。

PS/55はPS/2をベースに日本語表示機能を搭載したので、実際、PC/AT互換機とも言ってもいいかもしれません。

ここにきて、ビジネス向けだけでなく、個人向けにもターゲットを広げたようなんですが、日本ではやっぱり、IBM=ビジネス向けみたいなところがあって、個人ユーザーからは受け入れられなかった。。。ように記憶しています。

最後までおつきあい、ありがとうございました。

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