フロッピーディスクがどのように小型化していったかを振り返る

こんにちわ。

今やパソコンには、ほとんどハードディスクやSSDが搭載されていますし、その容量も膨大です。

ですが、かつては個人ユーザーにとってはハードディスクは高嶺の花の時期もあったわけです。

その頃の補助記憶装置と言えば、フロッピーディスクでした。

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今やSDカードやUSBメモリなどの利用によって、フロッピーディスクを見ることはなくなりましたよね。

そんなフロッピーディスクの移り変わりを軽く振り返りたいと思っています。

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フローピーディスクとは

フロッピーディスクは磁気ディスクの一種で、駆動装置からの取り外しが可能(リムーバブル)な記録媒体です。

磁性体を塗布したプラスチック円盤を駆動装置で回転させ、円盤の片面ないしは両面に同心円状に信号を記録します。

主なサイズは8インチ、5.25インチ、3.5インチがあります。

外装は8インチと5.25インチのものは薄く弱い樹脂製で、3.5インチは硬質のハードケースになっています。

8インチ、5.25インチはペラッペラでしたね。

3.5インチはちょうど、音楽用のMDと同じような構造です。

(出典:ウィキメディア・コモンズ photo by George Chernilevsky / Public Domain)

なお、構造的には基本は同じで同心円状に独立した多数の「トラック」があり、各トラックは一定の角度毎に複数の「セクタ」に分けられています。

セクタ位置の判別のために、記憶領域外の位置に穴(インデックスホール)が開けてありその穴を目印にセクタを判別するようになっています。

フロッピーディスクの移り変わり

1970年にフロッピーディスクはIBMによって開発されました。

IBM System/370という大型コンピュータ、今だとオフコンに該当するんだと思うのですが、その補助記憶装置として開発されました。

当初の容量は400Kバイト。

それでも1枚のフロッピーあたり、1900枚程度のパンチカードに匹敵していたそうです。

その後、容量800Kバイト、1.6Mバイトのものが開発されました。

当時は、企業でもパソコンは部署に1台とかそういったレベルでしたので、フロッピーディスクもあまり目にするものではありませんでした。

80年代当時、ぼくが社会人になったばかりのころですが、同僚がフロッピーディスクを2枚重ねてディスクドライブに突っ込んで大変なことになったことがあります。(笑)

さすがに5インチが普及する頃には、パソコンも一般的になりましたし、そんな暴挙に出る人もいなくなりましたけれど、それでもどの方向に差し込んでいいかわからない人も結構いました。

5.25インチフロッピーの開発は以外に古く、1976年だそうです。

当時の容量は109Kバイトほどと8インチよりも容量は少なかったようです。

1978年にアップルのコンピュータ「Apple Ⅱ」に採用されてから、徐々に普及していきました。

その後、160Kバイト程度の1D(片面倍密度)、360Kバイト程度の2D(両面倍密度)を経て、720Kバイトの2DD(両面倍密度倍トラック)フォーマットのものが出てきて、一般的に普及します。

その後、日本では1.2Mバイトの2HD(両面高密度)のものが一般的に普及するようになります。

8インチも5.25インチもペラペラで、信頼性・耐久性に問題がありました。

そこで登場したのが3.5インチです。

3.5インチは、ソニーが1980年に開発しました。

3.5インチでは、これまでの問題を解消するために比較的強靱なプラスティック製のカバーが採用されました。

またヘッド部にはシャッターを設け、未使用時にはシャッターを閉じておくといった構造が採用され、異物の混入などを避けることができるうようになりました。

当初は、シャッターを手動で開けていたのですが、のちにドライブに挿入した際に自動開閉する構造も採用されています。

3.5インチになるとちゃんと挿入する方向が合っていないと、入らない構造になっていますので、間違えてへんな向きに差し込むことはできなくなりました。

(出典:ウィキメディア・コモンズ photo by Michael Holley / Public Domain)

左から、8インチドライブ、5.25インチドライブ、3.5インチドライブ

3.5インチフロッピーディスクは従来は容量1MBでしたが、その後当時もっとも標準的であった8インチフロッピーディスクとの互換性を求められるようになり、1.6MBの容量(2HD)を持ったディスクへの要望が高まり、1985年にそういったものが開発されて標準となっていきました。

3.5インチフロッピーディスクは、その後もCD-ROMが普及し始める1990年代まで活躍し続けました。

CD-ROMの普及で急速に衰退したかというとそうでもないようで、2000年以降も減少しながらも生産されてきました。

今でも、USB接続できる3.5インチフロッピーディスクドライブを購入することができますが、なんと1台あたり1,000円ぐらいですよ!

安くなりましたね。

最後までおつきあい、ありがとうございます。

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